【奈良市発】補聴器ミニ辞典(タ行)対応年数

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こんにちは。

午前中は、補聴器の勉強含む、事務仕事をしておりました。

本日の補聴器ミニ辞典シリーズ(タ行)は、

【 耐用年数 】

※耐用年数については、以前、動画でもお話していますが、
  動画はコチラ 

改めて、まとめておきます。

まずは、一般的によくあるご質問から。

■どれくらいもつの?のご質問について

4?5年位が一般的です。

※詳細は後述

■10万円の補聴器と40万円もする補聴器、
 当然、40万円のほうが長持ちするんでしょう?


いえ、極端に言えば、金額の違いで、対用年数が変わるものではありません。

ただし、上位クラスのものですと、保証内容に差が設けられている場合がございます。

(オーダーメイド耳穴式補聴器の再作期間が、 その製品が存続する間は、ずっと無償なるものや、
 紛失による保証も1回までつけるなど )

※何故、4年?5年しかもたないの?

厳密に申し上げますと、5年以上使用されている方もあれば、2、3年で駄目にされてしまう方もございます。

教科書的に言えば、その方のご使用状況によると・・・お答えすることが多いです。

 <ご使用状況とは???>

1、外での使用時間が長い?短い?

(汗や、ほこりに触れやすいなど)

2、保管状態はどうか?

(補聴器を乾燥ケースに毎日入れて保管しているか否か。)

3、補聴器の掃除は出来ている?

(補聴器の先端部分の掃除。耳垢ガードの交換)

耳の後ろや、耳の中などに、毎日接触し、常に、外にさらされているのが補聴器です。

※その意味では、日々、過酷な環境下にありますね。

当然ながら、内部部品のの劣化も使用年数ともに進んで参ります。

こういった物理的背景に加え、

厚生労働省管轄、補装具費支給制度によると補聴器対応年数(5年)となっており

そこと結びついているため、4?5年というのが一般的な回答です。

(※もともとは、一般的な医療機器の減価償却期間(5年)と
  合せたという話もあります。)

我々販売店でも、正直なところ、ドキッとするのは、

初めてお会いするお客様に、

『 前の補聴器は10年以上使用できた 』 から会話がスタートする時です。

と言いますのも、その方の所要状況がわからないまま、安易に、今度も10年持ちますよ、

とは言い切れないからです。

※逆に、ハッキリ言い切る販売員がいたとするならば???です。
 (10年後に、その方は異動されているかもしれませんし・・・責任もとれません。。)

今後の展望としては、

防水型補聴器も続々登場しており、アフターメンテナンスさえしておけば、長持ちさせることも可能では?と

個人的に考えます。(防水性能維持のため、毎年、内部のパッキン交換が必要)

※ただし、水分による故障がなくとも、各パーツの老朽化に 伴う、自然故障は起こり得ます。

本日は、以上です。

< 編集後記 >

昨日は、地元・木津川市で行われた里山講座
なるものに参加しました。(通算2回目)

簡単に言えば、自然に触れる体験教室。

シイタケの菌を打ったり、
パンを石窯で焼いたり、

インドアな私には、もってこいのイベントです(笑)

ご年配のアウトドアの達人も多く、自然の知恵を
色々と授けていただきました。





<余談>

またまた行って来ました、レイトショー。。。
ではなく、少し早めのショーで。

レイトショーでは、日本語吹き替えしかありませんでした。
なので、無料券を使って、オリジナル字幕版で!

やっぱり、ついてない男、良いですね。

最悪の休みだ・・・の連呼にはいつも笑ってしまいます。




個人的には、まだ続くと思います。。。
いや、続いて欲しいですね。

< お知らせ >

今週末、「 補聴器ご自宅.com 」初のチラシが入ります。
木津川周辺の皆様、金曜の朝刊、要チェックでお願いします!

<本日の動画>

補聴器の効果測定。

補聴器の効果を確かめるには???
今日はその内の一つ。音で確認編。



関わる全ての人々を、補聴器を通じて、よりハッピーに!