「 補聴器ご自宅.com 」のブログヘようこそ。
こんばんは。※久々に夜更新です。
今朝、今年初のセミの鳴き声、聞きました。
(まもなく、夏、本番ですね。)
最近、ランニング成果で、太ももが少し大きく
なったような気がします。
空き時間に、各社のカタログ、改めて、ザッと目を
通していたのですが、1,2年前に比べると、本当に
高性能化、進んでいますね。
まず、チャンネル数の多いこと。
次に、ワイヤレス補聴器が当たり前になったこと。
更に指向性の精度UPも見逃せません。
静かな自宅での会話がメインであれば、そこまで
高機能を追求する必要も少ないかもしれませんが、
騒々しい環境下で使用される方にとっては、今更ながら
本当に便利な時代になった気がします。
補聴器の話題の中では、<性能と値段>
この2つがどうしても話の中心になりますね。
本日のストーリーも、価格(値段)についての話題です。
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ストーリーで学ぶ補聴器 < 値段 >
※登場する人物、団体は架空のものであり、フィクションです。
久々、登場となるアドバイザー健&三田村洋子のコンビ。
いつものように、戦争のような忙しい月曜日をようやく終えよう
としていた夕方、
店に一本の電話が鳴り響く。プルルルルルルル
『 もしもし、アドバイザー健さんのお店ですか?』
30、40代と思われる女性の声
『 はいそうです。こちらに健もおります。
私は担当、三田村と申します。』
『 そちらでは、集音器みたいな安い補聴器は置いてませんか?』
『 当店では、集音器は扱ってはいませんが、
簡易型補聴器でしたら、38000円からご用意できます。
現在お困りの件は、どういったことでしょうか?』
『 実は、私の母に着けて貰いたいと思っているのですが、
細かい作業は本と苦手な母で。
とりあえず、安い補聴器から初めてくれたら、と思っています。』
『 なるほど、そうなんですね。
ただ、ご本人様にとって扱いやすいかどうか。
本当に希望されている音であるか?
これらは、一度ご来店いただいて、
ご試聴いただいたほうが宜しいかと』
『 扱い面は、そんなに難しいですか?』
『 手先によって影響されるので、個人差はありますね。』
『 冒頭、申し上げたとおり、不器用なもので。
電車で二駅離れたところに母は一人暮らししているんです。』
『 そうなんですね。ご一緒にお住まいでないとすれば、尚の事、
ご本人様のお気持ち、動作面確認された方がよろしいかと。』
『 金曜日くらいに、そちらに伺えるかと思うのですが、予約できますか?』
店内にある予約ノート、とかかれた1冊のノートを確認する洋子。
ちょうど、1名キャンセルになったので11:00からなら空いている。
『 朝の11時ころでしたら、空いておりますが。』
『 わかりました。その時間、うかがわせて貰います。』
『 かしこまりました。それではお待ちしています。』
※今回の事例のように、スタートは、集音器に近い商品を
検討していたものの、本当にご本人が使用できるか否か?
話の展開も、徐々にですが、変わっています。
<何故安いものを選ぶか?>
このお母様が積極的にお使いになられるかどうか?
が焦点になっており、
決して安い補聴器を捜し求めているワケではないことが
ハッキリした。
これは、私見ですが、
情報の少ない補聴器について、唯一共通した話題は、
値段(金額)であるから、
どうしても話の一発目に出てくる。
そういった背景があるのでは?と考えます。
※もちろん、金額の話は重要ですが、
装用する目的から、機種選定することは、さらに重要です。
さて、金曜日の来店、どうなうのでしょうか?
次回へ続く。
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< 編集後記 >
福祉住環境の試験勉強の合間に、再び読み始めたこの本。
あの、ワタミの渡辺美樹元会長が、テレビ出演時に
『 私の愛読書 』と紹介されたことから、一時、在庫切れで
2万円(定価5913円)近くで取引されたこともある本です。
最近では、流行の、『エッセンシャル版』として
こちらも登場しています。
自分の事業について、適宜、客観的に見直すに際し、
非常に有益な本です。
何回も読まないと、正直読みこなすのは、大変です。
※私も、あきらめずに、チャレンジします。
< 本日の動画 >
耳かけ式補聴器 豆知識編 ジョイント(インサート)チューブ
の種類について。
関わる全ての人々を、補聴器を通じて、よりハッピーに!
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