【奈良市発】補聴器ミニ辞典(ク行)空気電池

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

昨日の奈良市内は、非常に暖かかったです。
春も、もうじきかな?なんて感じました。

そんな中、嬉しい事が2つありました。

補聴器業界に入って、技術的な事を初めて教えていただいた大先輩から、
メールを頂戴しました。

業界でも、至宝レベルの知識・経験の持ち主の方で、今も、昔も私が尊敬している方。

本当に嬉しかったです。 (メールの中身は・・・秘密です。苦笑)

Hさん、今後も色々とご教授お願いいたします。

もう1点。

人づてに聞いたのですが、

これまた業界の老舗専門店の方が、当ブログをご覧頂いていると・・・

( ありがとうございます! )

そう聞くと少し緊張してしまいますが(苦笑)、今後も変わらず、マイペースで進めてまいります。

さて、本日の「 補聴器ご自宅.com 」ミニ辞典シリーズ(ク行)

【 補聴器 空気電池 】について。





・原理

空気電池は、空気中の酸素を発電する電池。

そのため、電池には、空気取り入れ口(空気孔)が必要になります。

空気電池は中にアルカリ電解液が入っています。

空気孔を開放したまま(=本来、張ってあるシールをはがした状態)にしておくと、

このアルカリ電解液が蒸発したり、酸素以外の気体(主に炭酸ガス)と反応し、

放電のための正しい化学反応ができなくなり、電池として、正常に働かなくなります。

このため、シールを剥がしたら、早めに使い切るのが理想です。

ただ、補聴器を常時使用しない方もおられます。

このような方の場合には、

最初に貼ってあったシールを再びつける、もしくは、乾燥ケースの上のマグネットに付着させて、

空気孔を塞ぐことで、電池の劣化を抑えることが有効です。

・腕時計の電池のように、なぜ長く使えないのか?

補聴器は腕時計の数十倍から数千倍といった、他の小型機器と比べると、格段に大きな電流を
必要とします。

そのため、腕時計と同じように長期間使える電池は現在は、ありません。

■参考(おおまかな交換時期の目安) 

※日中、補聴器を使用した場合
※使用環境等によって変わります。

PR536(黄色)・・・5日から7日間
PR41(茶色)・・・7日から10日間
PR48(オレンジ)・・・10日?14日間
PR44(青色)・・・3週間から1ヶ月


・冬場の注意点

冬は気温が低いため、電池にとって厳しい環境。

また、特性上、二酸化炭素の影響を受けやすい為、通常よりも、早く消耗することがあります。

寒いところでは、体温であたためたり、石油ストーブなどお使いの場合は、部屋の喚起を適宜

行っていただくことが必要です。

本日の、補聴器 空気電池は以上です。

<編集後記>

2月からスタートした 『 初心者のための補聴器勉強会 』

ご参加の方に、ビジュアルでも学んでいただけるよう、こちらを購入しました。



プロジェクター。

こんな小さいのがあるんですね。バッテリー内臓で、手のひらサイズ。

プロジェクターに負けない、しっかりした内容にして参ります。

< お知らせ >

昨日も、先週出した広告から小冊子のご請求、頂戴しました。(ありがとうございます!)

奈良市、生駒市、大和郡山市、木津川市にお住まいの皆様。

本日の朝刊(一部除く)に折りこまれる、"ならリビング"に、
当店広告が掲載されますので、宜しければ、ご覧下さい。

小冊子のご請求は、こちらまで。

< 本日の動画 >

補聴器の耐用年数。

30万円の補聴器と10万円の補聴器。
長持ちするのはどっち?

それとも???



関わる全ての人々を、補聴器を通じて、よりハッピーに!