【補聴器情報 奈良市発】補聴器ミニ辞典(ロ行)老人性難聴

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こんばんは。本日もこんな時間になってしまいました。

今日は、生駒のお客様の所へ行ってきました。

少し早く到着したため、お茶をのみながら、最近車に積んでいるこちらの本を、熟読。



本当は、難しいテーマになるところ、この本ではわかりやすく解説。

初版が30年前というこの本。

内容は、まったく古くなく、映画監督の事例、プロ野球選手の事例など、わかりやすい話で
まとめられています。

残念ながら、もう、絶版になったようです。(※アマゾンなら中古で売ってますが。)

本番前のイメージトレーニングは、どの世界でも必要ですね。(かなり参考になりました。)

さて、本日の補聴器ミニ辞典(ロ行)

【 補聴器 老人性難聴 】

補聴器を必要とされる年代で、やはり多いのは、60代、70代を過ぎてからの皆様。

加齢に伴う難聴を一般的に、老人性難聴と呼びます。

症状:徐々に聞こえが低下。高音域から、次第に低音域まで聴力が低下。初期は自覚が無く、障害が会話音     域まで及んで(500ヘルツ?2000ヘルツ)で初めて自覚。

原因:加齢による聴器全体の老化。

特徴:

内耳?大脳皮質の感音系も老化するので、聴力だけでなく言葉を理解する力も低下します。
 
 ※男性の方が一般的に発症が早いとも言われます。

・難聴の程度は、個人差が大きい。
・聴力レベルがたとえ同じでも、聞こえ方は人により異なります。
・両側性、左右対称、高音漸傾とよばれる右肩下がりの聴力が一般的に多い。


※同じ程度の聴力であっても、若い人の場合と比べ、?言葉の聞き取りが悪いことも特徴的。
?
? これは、耳からの音の情報を脳が処理する速度が
  遅くなってきていることも一因とされています。

(私見)
左右対称が特徴ということもあり、試聴時には、是非、両耳装用を試していただきたいと思います。

また、言葉の聞き取りが悪くなると、片側装用だけでは、ある程度、制約がでます。(方向性、静かなところだけ)

この辺りも、頭の中に入れておいた下さいね。

本日は、以上です。

< 編集後記 >

4、5月からスタートする、某サイトでの補聴器コラム。

その前段階で、私へのインタビュー記事を掲載していただくのですが、

現在、そのやり取りをライターさんとやり取りさせて頂いております。

文章を書く大変さ、素人ながら、ブログで毎日体験しているので何となくですが、わかる気がします。

完成が待ち遠しい、今日この頃です。

< 本日の動画 >

補聴器の掃除法。お店でやってくれることは?

動画はこちらです。



関わる全ての人々を、補聴器を通じて、よりハッピーに!