【補聴器情報 奈良市発】補聴器の主観的な評価について

「 補聴器ご自宅.com 」のブログヘようこそ。

少し、更新間隔、空いてしまいました(汗)

火曜日に参加した、小阪裕司さん主催の
『 ワクワク系実践会・ブートキャンプ祭り! 』のご報告から。

ひと言で感想述べると、

『 あ、そうだった。。。大事なこと抜けていた・・・ 』 です。

代表である小阪さんのお話はもちろん、

既に先行してワクワク系を実践されている諸先輩との対談
コーナーも頂いたのですが、

エピソード交えてたくさんの大事ことを数多く、
しかも惜しみなく、教えていただきました。

メーカー営業マン時代からもワクワク系の本を
読んでいたのですが、小売業として、独立した
立場から、堀さげると全く違った気付きが得られますね。

お客様に常に新鮮な気持ちでいてもらう(=飽きさせない)こと、

また、自分自身が飽きないで(商売は商い(あきない)とも読みますね)、
常にワクワクしている状態であることが、原点であると学びました。

最終的には、モノではなく、ヒトである。。。
(この観点、重要ですね)

この辺り、しっかり頭に入れなおし活動して参りたいと思います。

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補聴器の主観的評価について

本日は、『 日本補聴器技能者協会 』さんが策定された
補聴効果の測定に関する資料から、興味深い箇所、
ご紹介いたします。

下記は、当店に到着した技能者協会登録名簿と
販売店における補聴効果の確認法の冊子



本日ご紹介するのは、補聴器の使用前、使用後を主観的な評価で
アンケート形式で答える、というもの。

※こちらは、『 補聴器適合検査の指針(2010)』に掲載されている
<聞こえの評価、補聴前、補聴後>から抜粋されています。

前提の条件

・日常生活で語音や環境音を聴取する具体的な状況を設定
・10項目の質問
・頻度を指標とした5段階の評定尺度で回答
 回答は自己記入 5つの選択肢

 ※1=いつも聞き取れる 2=聞き取れることが多い
   3=半々くらい 4=聞き取れないことが多い
   5=いつもききとれない

具体的には、以下の質問、10項目が存在します。

A、静かな所で家族や友人と1対1で向かいあって会話する時、
  聞き取れる

B、家の外のあまりうるさくない所で会話する時、聞き取れる

C、買い物やレストランで店の人と話す時、聞き取れる

D、うしろから近づいてくる車の音が、聞こえる

E、電子レンジの『チン』という音など、小さな電子音が聞こえる

F、うしろから呼びかけられた時、聞こえる

G、人ごみの中で会話が聞き取れる

H、4、5人の集まりで、話が聞き取れる

I、小声で話された時、聞き取れる

J、テレビドラマを、周りの人々がちょうどよい大きさで
  聞いている時、聞き取れる。

このアンケートを補聴器使用前、使用後に実施し、評価
するというもの、です。

※評価方法については、別途、詳細な定めがあります。

思うに、下の方に行けば行くほど、
補聴器装用者にとって共通の問題(高度な問題解決分野)に
なって参りますね。

言葉の聞き取りの問題等もあり、全てを解決できない
ケースも当然ながらあります。

ただ、使用前と比較して、

全体的な視点から評価の変化をみる、ということは、
ユーザー視点からみても有益なアンケートではないかな?
と感じます。

このアンケート、当店も積極的に実施して参りたいと考えています。

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< 編集後記 >

冒頭のワクワク系について。

補聴器の分野でも十分に活用できる考え方である、
と再認識いたしました。

セミナー中に紹介のあった小阪さんの本三冊、
まだ持っていなかったので、早速注文しました。





余談ですが、懇親会では、小阪さんから
直接、補聴器のマーケティングに関して、
アドバイス、頂戴しました!

31日(水)、大阪で行われる1日セミナーにも
参加してまいります。

※31日は臨時休業とさせていただきます。

皆様にワクワクを共有できるよう、しっかり
学び、実践して参ります。

今日は、田原本、桜井市を回って参ります。
暑いですが、1日楽しんで参りましょう!

< 本日の動画 >

時宝新聞にも掲載されていた第2四半期の
補聴器売れ筋トレンドについて



関わる全ての人々を、補聴器を通じて、よりハッピーに!