【奈良市発】初めての補聴器装用、3つの注意点

【 初めての補聴器装用、3つの注意点 】 について

1、雑音が気になる?

もっとも多い、質問がこちらです。結果から申し上げますと、

最近の補聴器では、「機械自身から発する雑音はほとんどありません。」

では、何をもって雑音というのか?

本来聞こえるべき生活音を" 雑音 "と表現される事が多いです。一般的には、時間をかけながら、

ゆっくり、聴力の低下が現れ始めます。ゆっくり変化したものに対して、早急に補聴器で補正しても、中々、耳も、脳もついていけませんよね。これを解決してくれるのは、ある程度時間が必要です。
慌てず、じっくり、補聴器と仲良くしていきたいものです。

どうしても、慣れない方もあります。

その場合は、補聴器メーカー各社からでている、ハイグレードな補聴器を選ぶこともあります。

(=ご試聴は、お近くの販売店にて)


2、自分の声が響いた感じがする?

2番目に多いご指摘がコレです。

特に、オーダーメイドの耳穴式補聴器を、初めて装用した場合に多いです。耳穴に、中指をいれてみて、「ア??」と大きく声を出してみてください。

違和感、響きがありますよね?この現象が、補聴器をつけていると、起こります。

ですので、少しでも、この違和感を減少させるため、補聴器に空気孔を設け、密封状態から、開放した状態に
近づけます。 
とは言え、違和感が完全に無くなるものではありません。ある程度の、時間の経過も必要です。

※どうしても慣れそうにない場合は、これらの問題を解決するために生まれた小型チューブタイプ(通称RICタイプ)の補聴器もございます。 ? ? ? ?(ご試聴は、お近くの販売店にて)


3、過剰な期待は、駄目!

過剰な期待の一例。

・5メートル離れた人の声が聞こえない


 ※通常、補聴器の適用範囲は最大3メートル位までです。 (周囲の環境にも左右されます。)

・テレビの漫才の内容が、早くてわからない

 ※補聴器は、声や音を増幅するものであり、決して、早口を遅口にするものではありません。

  (漫才や、ドラマは聞こえにくい番組のひとつです)

あらかじめ、装用後に、起こりそうなリスクを知っておくのも、補聴器を装用する上で重要です。

本日の、
【初めての補聴器装用でよくある、3つの注意点】は、以上です。

【 関わる人々を、補聴器を通じて、よりハッピーに!】