【ストーリーで学ぶ補聴器 奈良市発】補聴器を嫌がる人は経験者に聞く。

補聴器ご自宅.comのブログへようこそ。

おはようございます。

昨夜の交流会で話しすぎて、
もっとハスキーボイスに戻った補聴器伝道師、中村です。

朝は、涼しい奈良市内でした。
ただ今、秋葉原にあるとあるカフェです。

これから 補聴器フォーラム2013 に出席です。

昨夜の交流会イベントでは、全国に600以上もの
福祉施設を構築し、フランチャイズ化されている会社の
役員さんもゲストとして出席されてました。

福祉業界の現状や問題点を勉強するには、
絶好の機会でしたね。

前回の交流会でお会いした方にも再会でき、
その方を通じて、ケアマネージャーさんを
ご紹介いただくなど、人のご縁を感じました。

※補聴器とは異なる業界へ、たまには飛び出して
 客観的なニーズを探るのもいいですね。

補聴器フォーラムでの個人的な参加目的は、
主に3つです。

1、当店で取り扱いのないメーカーの情報収集、
2、人的交流(メーカー、販売店の皆さん)
3、基礎レベルの向上(認定技能者の資格更新・必修講習会参加)

フォーラムの模様は、改めてブログで報告させていただきますね。

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ストーリーで学ぶ補聴器 <補聴器情報は、身近な人から。>

※登場する人物・団体は架空のものであり、フィクションです。

娘さんから強く補聴器装用を勧められている米田四郎さん。

補聴器に抵抗のある、主な理由は、『?年寄りくさい?』こと。
それに加えて、自身では『?困っていない?』というのが持論。

ただ、娘さんであるBさん、奥さんのハツさんにとっては、
重大な問題。

電話や実生活で何度も言い直したり、外部から見ると、
言い合いしているかのように見られることもしばしば。

そんな中、最近補聴器を装用して、元気になった
ご近所さんがいるという。香川さんがその人。

今日は、その香川さんが、補聴器を使っての実体験など、
四郎さんに説明しに来てくれている。

『 米さん、わしも最初はそうだったから、
 補聴器したくない気持ち、わかるよ。
 でもな、ワシらがもっているイメージと随分、
 変わってるで、最近は。
 ウチの親父がつけてた補聴器なんて、大きすぎて、
 当事、みてるこっちが恥ずかしいくらいやった。
 でもな、最近はこんなんや。 』

CICと呼ばれる超小型の耳穴式補聴器を耳から取り出し、
米田さんに見せる香川氏。

『 へー、こんなに小さいの。ぜんぜんわからなかったわ? 』
最初に驚いたのは、妻ハツさんの方。

横にいた、四郎さんも、興味をもったのか、身を乗り出す。

『 こんなんあるんや。知らなかった。ワシも例の耳かけ式
  しか知らんからそれで、嫌だったんや。』

『 ワシ、ゲートボールやるやろ?耳かけ式補聴器は、
 汗かくから向かんのや。これを買った、補聴器のマイペースっ
 ていう店の人がゆっくり教えてくれたんや。』

『 その、補聴器のマイペースの、なんという方ですか?』
 妻ハツさんが聞く。
『 早田さんっていうかたやで。名前は早いが、
 補聴器はゆっくりマイペースでって言うとった 』

その場が、微妙な笑いでつつまれる。

人間誰でもそうですが、新しいことをはじめるには、
エネルギーが必要。

また、年齢とともに、『?面倒なことはやりたくない?』
というのが本音。

でも、何かきっかけがあれば、関心を持ってもらえることもあります。

次回は、いざ、補聴器のマイペースへ編

< 編集後記 >
ブログ、フェイスブックやツイッターなど
ソーシャルメディアの影響はやはりすごいですね。

前回の交流会で知り合いになった方から、

『マラソン走るんやね』
『ラジオ、出てるんやね』など

向こうから話しかけていただきます。
※こっちが知っているという逆パターンもありますが

会って話さなくても相手のことを知っているという、
不思議な感覚です。

< マイブームな本 >

最近、どこに行っても持ち歩いている本がこちら。



アイデアをつくる方法について書かれた名著です。

冒頭には、取り扱い説明書風コラムまでついてます。

左脳派の方も、右脳派のか方も納得できる内容です。
補聴器を少しでも多くの方に知っていただくためには?
まだまだアイデアが必要すね?

< 本日の動画 >
ご質問シリーズ

補聴器購入5日目にして、テレビが聞こえにくいという
ご相談を頂戴しました。

装用初期は、誰しもが不安です。こういったことを
あらかじめ知っておくと安心かもしれません。



関わる人々を補聴器を通じてハッピーに!